7 年間、ご支援、ご協力くださり、
ありがとうございます。
多くの人たちに、映画と、笑顔を届けることができました。

2011年6月にスタートしたシネマエール東北の活動は、2018年3月末、7年間を一区切りとして、活動を終了することといたしました。
この7年間で722回の上映会を行い、4万人近い人たちに映画を届けることができました。シネマエール東北の活動に、さまざまな形でご支援、ご協力くださいました皆様に、心よりお礼を申し上げます。

2011年6月、公共交通網が寸断され、水道、ガス、電気等のライフラインも途絶え、瓦礫が放置されたままの被災地で、人々の生活の場である避難所に、上映の場をつくることから、シネマエール東北の活動はスタートしました。“映画を届けることで、被災地の人たちにエールを送りたい、映画を愛する世界中の人々が、被災地を見守っているということを被災地の皆さんに伝えていきたい”ということで始まった上映活動の場は、避難所から仮設住宅の集会所、更地になった被災地にできた広場での野外上映、学校の体育館や児童館、仮設のコミュニティセンター、復旧した公共ホール等へと変化していきました。この7年間で、被災地は見違えるように変化し、岩手、宮城、福島県の沿岸地域で様々な上映活動が始まりました。「シネマエール東北」での上映活動は一区切りとなりますが、これからも、この7年間で生まれたつながりを途切れさせることなく、映画と地域を愛し、文化事業の再生・創造に携わる人たちと関わっていきたいと思います。

これまで、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。