映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

お知らせ

■ 2018年10月04日(木)

宮澤啓さん、ありがとうございました。

全国コミュニティシネマ会議2018のすべてのプログラムが終了した9月29日の夕刻から、宮澤啓さんお別れの会が行われました。宮澤さんは、全国コミュニティシネマ会議の直前、9月9日に逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
山形フォーラムで行われた「お別れ会」には、山形市や山形近隣の方々はもちろんのこと、全国各地から多くの方が集まりました。

宮澤さんとコミュニティシネマとの関わりも25年近くになります。
コミュニティシネマ会議の前身である「映画上映ネットワーク会議」を1998年に山形市で開催していただいたときにも中心となってご尽力くださいました。
その後のコミュニティシネマ会議やコミュニティシネマセンターが開催するワークショップでも何度も登壇していただきました。
2011年3月11日に東日本大震災が起こった直後に、いち早く山形の上映者の方は被災地に映画を届ける活動を始められ、5月に「シネマエール東北-東北に映画を届けよう!プロジェクト」がスタートしてからは、宮澤さんは福島県担当として、約7年間で100回以上、福島県沿岸部の南相馬市や相馬市等々で上映会を実施してくださいました。
宮澤さんが上映会のたびに書いてくださったレポートは「シネマエール東北」のウェブサイトでお読みいただけます。
http://cinema-yell-tohoku.com/report/2017/11/post-156.html
今回、山形市で「全国コミュニティシネマ会議を開催していただけませんか」とお願いしたときにも、「大丈夫ですよ、協力します」と、いつもの優しい声でおっしゃってくださいました。
全国の上映者の皆さんに会えるのを楽しみにされていましたし、今回、山形で宮澤さんに会うのを楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃったことと思います。
永年にわたり、いろいろと書き尽くせないほどお世話になっていながら、きちんとお礼を言うこともできなかったことが悔やまれてなりません。

宮澤さん! 本当にありがとうございました。

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