映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう！プロジェクト

上映会レポート

■ 2017年11月19日(日)

南相馬市　『シン・ゴジラ』

2017年11月19日（日）　13:30-　
福島県南相馬市原町区「朝日座」
　上映作品『シン・ゴジラ』
　参加者　168人


　晴れてはいますが、風はだいぶ冷たくなりました。久しぶりに朝日座で上映会です。今回は日本アカデミー賞協会の絶大なご協力を得て数々の賞を総なめにした『シン・ゴジラ』をDCP上映しました。シネマエールの上映活動としてDCP上映は今年夏の石巻に続き朝日座が２ヶ所目です。

　今回は嬉しい異変が起きました。一週間前にテレビで放映されたにも関わらず、なんと開場１時間前に長い行列ができていたのです。四時間前に一番乗りした福島県本宮市から来た女性、宮城県など隣県から駆けつけた方も。また、今回の企画には遠く九州宮崎から被災地を映画で応援しようと「宮崎文化本舗」の皆さんからご協力をいただきました。宮崎文化本舗の代表・石田さんには、上映後のトークセッションで司会進行も担っていただき、豪華ゲストの方々から様々なお話を引出していただきました。ゲストは「怪獣絵師」の異名を取るイラストレイターの開田裕治さん、日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞した佐藤敦紀さん、そして朝日座の映画応援団長で若手映画作家の育成に尽力している日本アカデミー賞協会の富山省吾さんが登壇、ゴジラ談義はもちろんですが、最新の作品『ブレードランナー2049』などにも話しが広がり、１時間の予定で始まったトークセッションは終わってみれば１時間半以上経っており、皆さん大満足の時間を過ごすことができました。

　「朝日座を楽しむ会」の皆さん前日からの準備で含めお疲れ様でした。大のゴジラファンで沢山のフィギアを展示して下さった近所の豆腐屋さん。この日のために東京から戻って手伝ってくれた大学生など応援・協力の拡がりを感じ今後がとても楽しみです。皆さんありがとうございました。

シネマエール東北　福島担当　宮沢啓


主催：朝日座を楽しむ会／シネマエール東北（一般財団法人コミュニティシネマセンター／山形県映画センター）
特別協力：日本アカデミー賞協会／東宝株式会社／ NPO 法人 宮崎文化本舗
後援：南相馬市／南相馬市教育委員会

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