映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2017年09月13日(水)

会津若松市 『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』

2017年9月13日(水)
① 10:00- 
福島県会津若松市年貢町「年貢町団地1号棟集会所」 (参加者 20人)
② 14:00-
福島県会津若松市白虎団地 (参加者 11人)

作品 『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』

 去年計画していた上映会がやっと実現できました。
会場は福島県会津若松市。復興住宅の2ヶ所の集会所お借りして行いました。どちらも大熊町、楢葉町、双葉町などから避難されている方がお住まいのようです。作品は、冒頭に会津高田駅が登場する『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』で自治会の皆さんからリクエストをいただいたものです。
 午前中は年貢町団地の1号棟、L字型3階建で屋上に太陽光パネルもついた集合住宅にお邪魔しました。自治会長さんや団地の皆さんにお手伝いいただき準備を行いました。皆さんには様々な事情で一年間待っていただきましたのでとても楽しみにしていたという気持ちが伝わって来ます。用事があって参加できない人もいたので少人数になりましたが、本格的な音響機器に驚いた、やっぱりスクリーンで見るのはテレビと違っていいなぁと、大変喜んでいただきました。上映後に感想をお聞きしたところ、新婚時代にふたりで見にいった作品だったと当時の思い出を笑顔で話していただき、それがきっかけとなって、食べ物や町のことなどに次々と話題になりました。

午後からは白虎団地に移動。こちらは集合住宅ではなくて、町中の空地や畑を造成してできた新しい戸建ての住宅地です。そのほほ中央にある公民館。昼食も手早く済ませて準備を開始、自治会の皆さんにもお手伝いいただきながら参加される皆さんを待ちました。上映前に自治会長さんやサポート活動を行っているNPO法人「みんぷく」の交流員の三瓶さんのお話などがあり上映スタート。上映中は何度も笑いが起こり、「寅さん」の魅力を十分に楽しんでいただきました。
終了後はとても楽しかったので、また来てくださいねとお声掛けをいただきました。自治会のみなさん、今回のコーディネートをしていただいた「ふくしま子どもみらい映画祭」の金間さまありがとうございました。

シネマエール東北 福島担当 宮沢啓


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