映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2014年11月22日(土)

第3回みやこほっこり映画祭 第37回日本アカデミー賞受賞作品上映報告

日程:2014年11月22日(土)~24(月・祝)
日本アカデミー賞上映会場:映画館シネマリーン
(岩手県宮古市小山田2-2-1)
料金:シネマリーン会場800円(前売500円) ※新作については劇場通常料金
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【風立ちぬ】
11/22(土)12:30 18名、23(日)20:10 22名 ※2回上映計40名

昨年の日本アカデミー賞受賞作品は各1回での上映でしたが、「風立ちぬ」は、親子やお子様など幅広く観て欲しい事もあり、日中と夜と2回の上映させていただきました。本作はシネマリーンでも封切りで15週のロングラン上映した作品で、宮崎駿監督の長編最後ということもあり公開時に観ている方も多かったと思いましたが、昼は親子連れ、夜は一般の方々に来場いただき、予想以上の合計40名の鑑賞となりました。
昼の上映終了後には劇中でも印象深いシーンでもあります、堀越二郎が飛ばす紙飛行機をヒロイン里見菜穂子がキャッチするシーンをモチーフに、来場者に紙飛行機を作って飛ばしてもらいスタッフが持つ里美網でキャッチゲームを行い、見事網に入った方に本作の絵コンテ集のプレゼントいたしました。会場も盛り上がり、映画とゲームを楽しんでもらえました。

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【レ・ミゼラブル】
11/22(土)20:00 35名

「レ・ミゼラブル」は初日のレイトショー上映となりました。映画祭の作品について事前に問い合わせが多かった作品でした。こちらもシネマリーンで4週上映した作品で、当時はまだデジタル化もできてなく公開からかなり遅れてフィルム上映でした。今回はデジタルでの上映となり、フィルムで鑑賞された方も新たにデジタル映画を楽しんでもらうことが出来ました。
劇中で印象的なツールの一つが「金貨」ということもあり、入場の際に全員に金貨チョコのプレゼントをし、上映終了後には主演のヒュー・ジャックマンさんからのメッセージを読み上げました。
再上映で長尺な上、夜の上映と少し心配しておりましたが、35名の来場となり、昨年の同外国作品賞「最強のふたり」の32人を超える来場者で賑わいました。

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【舟を編む】
11/24(日・祝)20:10 42名

「舟を編む」は映画祭の最終日ラスト、大取を飾る上映となりました。昨年の「桐島部活やめるってよ」も同じラストでの上映で、しかもシネマリーンで未公開の作品ということもあり40名と多くの方にご来場いただけましたが、今回はシネマリーンで上映した作品であるにもかかわらず、前回を超える42名の来場となりました。上映前には映画祭実行委員会からの御礼とご挨拶、上映終了後には石井裕也監督作品の舟を編むからの次作「ぼくたちの家族」DVDプレゼントじゃんけん大会を行いました。

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今回の3作品はシネマリーンでも長期上映したもので、どの位の来場者があるのかと少し不安もありましたが嬉しいことに前回( 「おおかみこどもの雨と雪」は別会場で無料だったため違いますが)を超える入場者となり、来場者皆様に楽しんでもらう事ができました。
「シネマリーンでの上映の際、見たかったが見逃していた」「日本アカデミー賞を受賞した作品だから観たくなった」などや、既に観ていた方も「素晴らしい作品は何度観ても良い、もう一度映画館の大きなスクリーンでまた観たかった」とのご意見を多くいただきました。
昨年から受賞作品のご提供いただいておりますが、受賞作品をまた劇場で上映できる喜びと、来場の皆様が映画館で素晴らしい映画に触れ楽しんでいる姿に、日本アカデミー賞受賞作品の存在が大きくなっていることを実感しております。今後共ご支援いただきたく、どうぞよろしくお願い申しあげます。

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