映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2011年09月13日(火)

福島県郡山市 たちばな幼稚園

9月13日(火)11:00~ 福島県郡山市 たちばな幼稚園
作品:こま撮りえいがこまねこ 参加者:81人 配給:ドワーフ
主催:たちばな幼稚園

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朝から夏空が広がる9月とは思えない暑い一日。今日は、郡山市での上映会です。
今回は伊達市の上映会に引き続きダイナムの郡山統括事務所の皆さんと東京本社の滑川さんにも来ていただき、上映会場の設営から撤収までのお手伝いをいただきました。

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上映会終了後は、子どもたちにお菓子の袋を配ってもらい大いに盛り上がりました。
また、先月から神奈川の松本さんを通じてお預かりしている小学館の社長さんからの「図書券」も園長先生にお渡ししました。皆さんほんとうにご協力ありがとうございました。

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映画についての感想は、
「ほのぼの、ほっこり、しているだけでえなく「クスッ」と笑えるところもあり楽しい映画でした。」
「セリフがないお話でも子どもたちにちゃんと伝わったのではないかと思います。」
「昨日から娘は楽しみにしていたので、親子で楽しませてもらいました。」
「子どもたちは、じっと観て楽しんでいました。」
「またこんな機会を作ってください。」
等々、先生やお母さんたちから、とても温かいエールをいただき、上映させていただいた私たちも大変嬉しく思いました。
この声を制作・配給の皆さん、シネマエールを支援していただいている皆さんにもこの場を借りてお届けしたいと思います。皆さんほんとうにありがとうございます。

上映会が終わっても相変わらず外は快晴。それでも外で遊べない子どもたちが福島には大勢います。そんな子どもたちに、子どもたちを見守り育てている人々へ、これからも「心の糧となる映画」を一歩一歩届け続けていきます。

一方、山形県内には現時点で約1万1千人の方が福島県や宮城県から避難して来ています。こちらは、公営住宅、民間借り上げアパート・ホテル・旅館など様々なところに分かれて暮らしている方々です。そこで、知らない土地で孤立することがないよう心が通う交流の場を設けようと計画中です。もちろん私たちだけではできないことなので、県内のボランティア団体と横の連携を取り、上映会をきっかけとして、暮らしのケア、心のケアを図って行くための「場」作りです。

山形県映画センター 宮沢 啓

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