映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2017年02月12日(日)

相馬市 『ボルケニオンと機巧のマギアナ』

2017年2月12日(日) 14:30- 
福島県相馬市総合福祉センター「はまなす館」
ポケモン映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』
参加者 179人


峠は今日も凍っていました。乾いているところ一部もありますが、強い向かい風や横風にハンドルを取られながらなんとか国道6号線に入りました。さすがに沿岸部に入ると春の気配が先月より強くに感じられるようなになりました。
上映会場は毎年お借りしている「はまなす館」です。ポケモンの上映会場としてはすっかりお馴染みになり定着していて、会館の方とも顔見知るになっているので、事前に色々とお気遣いもいただきました
今回の作品はポケモン映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』になりました。
「ピカチュウプロジェクト」(株式会社ポケモン)中村さんと花澤さんにも東京からお越しいただき、早くから会場準備などを一緒にやっていただきました。
開始の時間が近づくと既にロビーには100人余の子どもたちが集まっています。
時間になると参加登録を済ませ並んでいた子どもから順にロビーで恒例のワークショップに入りました。ここのロビーはガラス貼りなのでとても開放的でサンルームのような温かさ、熱心にトートバックに好きなポケモンの画を描いて子どもたちに混じって夢中になっているお父さんやお母さんの姿もありました。
ピカチュウの着ぐるみが登場すると鼻を撫でたり、胴に抱きついたりで大騒ぎです。最初は怖がって遠くから見ていた小さな女の子も少しずつ近づいて自分より何倍も大きいピカチュウにタッチ!その後は大喜びで全身を使って手を振っていました。
いよいよ上映開始、様々な色が目まぐるしく投影され、大きなテンポ良い音が流れ始めると子どもたちは一気にスクリーンに引き込まれて身じろぎもせずに映画を見始めました。今回登場した新しいポケモンを子どもたちは自分にDSに入れている様子でしたが、小さな液晶画面とは比べ物にならない大きなスクリーンで動き回るポケモンに夢中でした。そして、さまざまな子どもたちの心を捉えた上映会は終了、「もう今日は終わったよ」と言っても後片付けをしている最中に何人もの子どもたちがホールをのぞきにやって来ました。名残り惜しいけどまた来年です。
だいぶ日が長くなって西の空が夕焼けに染まるなか帰路につきました。

シネマエール東北 福島担当 宮沢啓

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