映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2011年08月22日(月)

福島県伊達市 伏黒児童クラブ

伊達市では3カ所目の児童クラブでの上映です。公民館に併設されて
いるので、公民館の一番広い和室をお借りしました。


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まず遮光シートで開口部を覆い、だいぶ室内は暗くなり準備を開始。


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今回もまたはるばる関西から、池内さんと松田さんにお手伝いいただ
きました。
さらに今回は会津若松にお住まいの松田さんの大学時代の友人の大塚さ
ん、東京からはダイナムの勝畑さんにもお手伝いいただき、たくさんの
お菓子も届けていただきました。
 また神奈川の松本さんを通じて、小学館の社長さんから図書券やおも
ちゃも届けていただきました。ほんとうに皆さんありがとうございます。


夏休み最後の週で宿題の追い込み、急に涼しくなって体調崩し参加で
きない子どもたちもいましたが、公民館わきのグランドに建ったばかり
の仮設住宅にお住まいの皆さん(飯館村から集団移転してこられた方々
ですが、約150世帯分のうちまだ半分ぐらい空いているそうで
す)にもお声掛けをして来ていただきスタートしました。


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上映後に、子どもたちを代表して二人の女の子から楽しかったという
お礼のあいさつがありました。


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また写真のような素敵なメッセージカードもいただきました。


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飯館村の方々からは、「カタチあるものにはすべて命があることを考
えさせられた」と大変感銘を受ける感想を書いていただきました。
 ひとつの映画が観る年齢や体験によって変化することは自分自身も感
じる時がありますが、やはり震災後、その見方考え方が大きく変化して
いることは確かです。作業が終わった後に福島特産のとてもおいしい桃
をみんなでごちそうになり、それぞれ三々五々に別れて帰路につきまし
た。


山形県映画センター 宮沢 啓

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