映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2012年07月21日(土)

宮城県石巻市
シネマエール東北 in STAND UP WEEK 2012
活弁上映会

シネマエール東北 in STAND UP WEEK 2012
活弁上映会
2012年7月21日(土)
会場:松竹・旧阿部旅館前

19:15 頃~「キートンの探偵学入門」
20:00 頃~「チャップリンの冒険」

弁士:坂本頼光
音楽:湯浅ジョウイチ(ギター)、鈴木真紀子(フルート)
映写:岡田劇場(石巻市)

7月21日から石巻で始まった「STAND UP WEEK 2012」の中のイベントとしてビルの壁面をスクリーン代わりにした野外上映会を行いました。

曇天の空。野外ですから、雨だけは心配。。。でもなんとか、雨に降られることなく、上映準備を着々と進めます。

会場はこちら。この壁がスクリーンに??一体どんな雰囲気になるのか楽しみです。

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リハーサルが始まりました。
今回は坂本頼光さんによる活弁付き上映会。
音楽は湯浅ジョウイチさん(ギター)と鈴木真紀子さん(フルート)です。
この日の日没後は寒かったのですが、寒い時、管楽器は音が高く、弦楽器は音が低くなってしまうとのことで、綿密に音程の調整をされていました。

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18時をすぎてだいぶ映像が見えてくるようになりました。
もうすぐ始まります!

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19時。いよいよ上映開始。
まずはバスター・キートンの「探偵学入門」です。

はじめはチラホラ空席もあった客席ですが、映像が流れ始め、弁士さんの軽快な活弁が聞こえ始めると続々と人が集まって来ました。

途中でなんと!弁士・坂本さんのマイクの接続が切れてしまうというハプニングが!でもさすがはプロ!ハプニングにお構いなしに流れてゆく映像に合わせて、アドリブを挟む坂本さん。

「私の声が聞こえますか??聞こえたら拍手を〜!」

その声に答える客席の拍手。
その一瞬、会場に一体感が生まれたような気がしました。

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CGに見慣れている子供が、キートンのスタントに目を丸くしていたのが印象的でした。あれがCGじゃないなんて、今の時代の子供たちからすると逆に衝撃的かも知れないですよね。

びっくりするようなスタントあり、つい笑っちゃうおとぼけあり、最後には微笑ましいシーンあり。
弁士さんのキャラクターも相まって、魅力的なキートンの姿にみんな夢中になりました。

野外上映会場のすぐ横ではベルギーカフェもオープンしていて、ビールを片手に映画を見ている方も。会場全体に自由な空気が流れていました。

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キートンが終わる頃には立ち見のお客さんも。
そのまま2本目「チャップリンの冒険」の上映が始まりました。

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野外、という開放感もあってか、声をあげて大笑いしている方もいて会場は終始和やかなムードでした。隣の人が笑っていると笑いが連鎖しますね。

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最終的には60〜70名ほどの来場者がありました。

帰り際、お孫さんを連れた女性の方にお話を伺うと、

「活弁なんて懐かしいと思って見に来ました。子供向けの映画じゃないからと思ったけど、孫たちは活弁見るのは初めてだったから楽しんでいました」

とのこと。

映画だけど、ライブのような、会場をひとつにする活弁の魅力。
夏休みのはじめ、子供達の新たな思い出の1ページになってくれていたら嬉しいです。

[報告] せんだいスクール・オブ・デザイン


主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター/NPO法人20世紀アーカイブ仙台/一箱本送り隊/一般社団法人ISHINOMAKI2.0/岡田劇場
共催:益子珈琲隊
協力:松田映画社/生活衛生同業組合宮城県映画協会/IRORI 石巻/石巻立町復興ふれあい商店街/コミュニティカフェ・かめ七/松竹/つれづれ団/羽鳥書店/石巻商工会議所/石巻市図書館/MCAA(益子)/益子町陶芸家有志/クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン/不忍ブックストリート
支援:芸術文化振興基金

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