映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2016年02月14日(日)

南相馬市 『ポケモン 光輪(リング)の超魔人』

2016年2月14日(日) 14:30〜

福島県南相馬市ひばり生涯学習センター(福島県南相馬市原町区本陣前三丁目60-2)
上映作品『ポケモン 光輪(リング)の超魔人』 
参加者137人

 この時期にしては珍しく気温17℃を記録しました。
雲の動きが速かったもののいつの間にか陽射しがみえて春の陽気になり、会場にはたくさんの子が来てくれました。

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今日の上映会を幼稚園や小学校で配布されるチラシで知ったという子どもたち。
「下の子が行きたいって騒ぐので、お姉ちゃんも一緒に。」とあるお母さん。
ポケモン映画を観るのは今回が初めてで楽しみにしていたそうです。

受け付けでピカチュウキャップを受け取り、
別室で塗り絵+アイロンプリントのオリジナルトートバッグづくり、ポケモン対戦コーナーも白熱しました。

上映までの待ち時間、あるお父さんに南相馬市について近況を伺うと...「除染関係で知らない人が町に増えたので、いろんな事件があるじゃないですか。子どもだけでは外を歩かせられないのが不安ですよね。」と答えて下さいました。

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上映が始まると子どもたちの笑い声や伝説のポケモンの名前を呼ぶ声が響きます。
劇中ラストが近づき"フーパの戒め"の回想になると、映写機の近くの子どもが"戒め"とは何を指すのか「守ってあげたいってことかな?」とお父さんに尋ねている声も聞こえてきました。ただおもしろいだけじゃなく、ちゃんと心にまで映画が届いているようでお父さんも嬉しかったのではないでしょうか。

シネマエール東北 福島担当 石坂康平

--主催--
ポケモン映画製作委員会「ピカチュウプロジェクト」
一般社団法人コミュニティシネマセンター (シネマエール東北)
--共催--
南相馬市
NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭
山形県映画センター/フォーラムネットワーク
 

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