映画応援団「シネマエール東北」 - 東北に映画を届けよう!プロジェクト

上映会レポート

■ 2013年05月11日(土)

福島県南相馬市 朝日座 / 角川原応急仮設住宅集会所

2013年5月11日(土) 
福島県南相馬市原町区大町(朝日座)
10:30-映画『釣りバカ日誌20ファイナル』 参加者20人
13:30-ココロ寄席 参加者20人

福島県南相馬市鹿島区(角川原応急仮設住宅集会所)
15:00-ココロ寄席 参加者30人
19:00-映画『釣りバカ日誌20ファイナル』参加者28人

久しぶりに南相馬の朝日座に来ました。街角には「相馬野馬追」のポスターも貼ってあり天気も良くて初夏の気配を感じます。

前日入りして機材を運び込み明日からの連続4カ所上映に備えました。
今回は、「ココロ寄席」の皆さんとのコラボレーションでたくさんの笑いを届けられると思います。

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最初は映画上映で始まりました。三国連太郎さんが先日お亡くなりになったばかりだったので、今回の上映会は追悼の意味もあります。

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アンケートには「久しぶりに顎が痛くなるほど笑った」「ここで(朝日座)また映画を観られて良かった」「釣りバカシリーズで最高だった」という感想をいただきました。

南相馬市だけでなく、ひばりFMを聞いて近隣からも集まっていただいたので、仮設で暮らす飯舘村の人は、高校時代はよく通った映画館なので建物に入ると当時観た映画が甦ると話してくれまし、歌手で女優の菅原都々子さんが来た時に朝日座の控室で撮ったというお宝写真を持って来て見せて下さった方もいました。

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お昼を挟んで午後からはいよいよ「ココロ寄席」の始まりです。

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東京から駆けつけてくれたこのプロジェクトの有坂さんのご挨拶あり、続いてもうすぐ真打ちになる期待の若手爆笑派のひとり柳家小権太さんの噺がテンポ良く始まり、爆笑派の通り笑いの連続であっと言う間に時間が立ってしまいました。

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噺が終わってロビーで短い歓談の後、次の会場に向かいました。気がつくと余り準備の時間がなくギリギリ到着、すぐに寄席の準備に取りかかりスタートです。

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こちらでもたくさんの人が集まっていただいていました。良かった良かったという声と拍手のうちに無事終了、続いてスクリーンを立てプロジェクタや音響機器を慌ただしくセットし、コンビニに弁当を買いに行こうとした時に現在この仮設に住んでいる小高区で三代続く魚屋をやっていた谷地さんに夕ごはんを誘っていただき、三人で初鰹の刺身やキンキをおなか一杯ごちそうになりました。

アンケートには「温かい内容でとても楽しく、チカラをいただきました」「前向きなところがとてもいいです」「大変楽しかった。またよろしくお願いします」「久々の映画で楽しかった」「三国さんと西田さんの好演ありがとうございました」「映画はいいなあ」など映画を心待ちにしていたことが伝わってきました。

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上映後片付けを終わったあとは帰るだけなので、残った皆さんといっしょに映画の話しに華が咲き集会所を後にしたのは11時近くになっていました。

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シネマエール東北 福島担当 宮沢啓


-主催-
一般社団法人コミュニティシネマセンター
-共催-
東北ココロ寄席(有限会社コンテンツ計画)
東日本映画上映協議会
NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭
山形県映画センター/フォーラムネットワーク
-作品協力-
東映株式会社
-特別協力-
公益財団法人ユニジャパン/東京国際映画祭
-協力-
NPO法人ジャパン・フィルム・コミッション
福島県興行生活衛生同業者組合
南相馬市市民活動サポートセンター
文化なしごと人コンソーシアム
-後援-
南相馬市教育委員会
-支援-
芸術文化振興基金
ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)
-協賛-
株式会社ダイナム

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